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年末年始の感染対策についての考え方のポイントについて(九州農政局)

記録日:2022年12月12日

現在の感染状況については、地域差はあるものの、引き続き感染者数の増加がみられており、今後の変異株の置き換わりの状況や、年末に向けて、接触機会の増加等が感染状況に与える影響も懸念されています。こうしたことを受け、本日、新型コロナウイルス感染症対策分科会において、「年末年始の感染対策についての考え方」が示されました。「社会経済活動を維持しながら、医療のひっ迫を招かないようにするために、この年末年始の様々な活動は実施しながら、次の3点の感染対策をポイントとするべきである。」

(1)オミクロン株対応ワクチンの早期接種
オミクロン株対応ワクチンは従来型ワクチンを上回る重症化予防効果、発症予防効果や感染予防効果が期待されている。社会経済活動を維持するためにワクチン接種は重要である。冬は帰省や受験など大切な時期であり、オミクロン株対応ワクチンの年内の接種を推進することが必要である。
(2)同時流行や感染拡大が生じた場合の医療ひっ迫防止
同時流行や感染拡大が生じた場合に医療のひっ迫を招かないよう、外来受診や自宅療養に関する以下の内容を国民に十分周知していく必要がある。
・重症化リスクが低い方(高齢者や基礎疾患のある方、妊婦や小学生以下の子ども以外の方)は、喉の痛みや発熱などの症状が出た場合、自ら抗原定性検査キットを使った検査を検討する。陽性の場合、軽症であれば、地域の健康フォローアップセンターに登録して自宅療養を行う。
・年末年始は医療機関の診療体制が通常とは異なることから、事前に地域の医療機関を確認するとともに、抗原定性検査キットや解熱薬等を事前購入する。
(3)十分な換気の実施等
場面に応じた適切なマスクの着脱などの基本的な感染対策を徹底する必要がある。特に、感染力の強いオミクロン株に対して換気は重要であり効果が期待される。冬場は暖房器具の使用のため窓を閉め切りがちになるため、室内温度に留意しながら、定期的に窓開けを行うことが望ましい。
また、帰省先では地元で高齢の親族等と接する機会が多くなるため、事前に検査を受けるよう呼びかけることが必要である。

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  九州農政局 熊本県拠点地方参事官室

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