【熊本県：情報提供】 ALPS処理水の海洋放出に伴う風評影響の防止・抑制に向けた取組について

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【熊本県：情報提供】 ALPS処理水の海洋放出に伴う風評影響の防止・抑制に向けた取組について

記録日：2023年8月29日

ALPS処理水の海洋放出に伴う風評影響の防止・抑制に向けた取組について

　政府は、令和3年4月に、ALPS処理水を海洋放出する基本方針を決定し、本年8月には、政府としてALPS処理水の処分が完了するまで安全確保、風評対策・なりわい継続に全責任を持って取り組むことを確認した上で、海洋放出を開始することとしました。本年7月に公表された国際原子力機関(IAEA)の包括報告書において、ALPS処理水の海洋放出に対する取組は、関連する国際安全基準に合致しており、ALPS処理水の海洋放出は、人及び環境に対し、無視できるほどの放射線影響となることが結論として示されているとともに、放出開始後もレビューやモニタリングを実施していくこと等が記載されています。また、原子力規制委員会による使用前検査の終了証も交付されるなど、放出前に確保されるべき安全性が、第三者による確認も含めて確認されています。一方、ALPS処理水の海洋放出に伴う風評影響の発生について御懸念の声もあり、安全確保の取組に加え、政府として、ALPS処理水放出後の風評影響の防止・抑制のための対応を徹底することが重要です。ついては、以下のとおり、ALPS処理水の海洋放出を理由とする取引停止や買いたたきなど、実際の取引におけるお困りごとが生じた場合に御相談いただける専用ダイヤルを開設するとともに、個別の施策についての問い合わせ先を整理しているので、御活用ください。この他、ALPS処理水の海洋放出に伴う諸外国・地域による規制に関する情報については、以下の農林水産省ホームページをご覧ください。

適時更新する予定です。また、規制案件に係るお問い合わせについては、

「農林水産物・食品輸出相談窓口」までご連絡ください。

https://www.maff.go.jp/j/export/e-shorisui/kaiyou_houshutsu.html

https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/e_soudan/index.html

【別記】

<ALPS処理水放出に関する風評影響専用ダイヤル> 電話番号：03－3501－0186　受付時間：午前9時～午後6時 (月～金[除く休祝日])

<個別の施策についての問い合わせ先>

(1)中小機構、JETRO、よろず支援拠点の特別相談窓口新たな販路開拓など、今後の販売先についての相談や、資金繰りや経営基盤強化・戦略見直しなど、今後の経営に関する相談についての窓口。

https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/hairo_osensui/pdf/tokubetsusoudan.pdf

(2)ALPS処理水の海洋放出に伴う需要対策（水産物安定供給推進機構）水産物の需要減少等の風評影響が生じた場合の緊急避難的措置として、水産物の販路拡大や一時的買取り・保管等を支援。

https://www.fishfund.or.jp/jigyou9.html

(3)東京電力による風評被害に対する賠償